つみかさねてゆく。

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ショーンK経歴詐称から考えること

最近気になったのが、経営コンサルタント ショーンK氏の経歴詐称問題。

批判は置いておいて、面白いのは彼の見た目、声、要所要所での身振り手振り、彼が作り出す雰囲気は、確かにそれっぽいということ。

昔のコメントをする動画を見てみると、
いやはやあんまり言っていることは分からないのだけど、やはりそれっぽい。

仕事をする上では、内容・能力以上に、曖昧な印象・イメージに引きづられる部分が大いにあると思う。会社の会議を思い返しても、若手の自分がコメントしても相手の反応がイマイチなものが、ほぼ同じ趣旨の内容を部長が発言した途端に採用されるケースはよくある。結局のところ、実際の発言内容よりも、「なんか正しそう」と一瞬で思わせること。

それっぽい、なんか正しそう、仕事できそう。。
表面的なノウハウだけの人間にはなりたく無いですが、それも能力。。