読書メモ『なぜローカル経済から日本は甦るのか』
冨山 和彦『なぜローカル経済から日本は甦るのか』PHP新書、を読む。
地方経済は近年就職難から労働者不足に
環境が変わったことを指摘すると共に、
都市部は国際競争力ある企業を中心としたグローバル経済、地方部はインフラ・サービス業をメインとするローカル経済と二分化して夫々の施策を提言する、そんな話。
日本の展望をマクロで見たときに、
誰かが提言すべきことなのだとは思う。
ただ、地方で生まれた人間にとって、
東京に出てバリバリやるのか、
地方でお金もそこそこに、仕事は単純労働だけと、心にゆとりを持って生きる。
もし生き方にその二択しか無い、と突き放される人生なら、自分はなんかやだ。
あぁ、もはや自分は完全に資本主義に毒されてしまったのかもしれないですが。もう少しあるはずのないものを諦めず探してみたいと思う。