読書メモ『フィンテック 金融革命の全貌』
最近の注目ワード、ということで情報収集。
端末のモバイル化、通信高速化、メモリの大容量化を背景として、これまで特別な業界とみられていた「金融」へのアクセスが容易になってきた事象のことをさすと理解した。
個人的には、自分の情報が吸い取られる気味悪さや、知らないところで損をしてしまう怖さ、デジタル疲れは(特に日本人)まだまだ根強いのではないか、という印象。
従来の金融機関や、ITベンダはこの動きに追随する努力を行うとともに、フィンテック企業に出来ない強みの最大化が鍵だと感じた。
以下、メモ
・単なる決済取引から情報収集及びその使い方に差別化ポイントが移ってきている
・特徴
「より多くのひとに」→チャネル拡大
「より手軽に」→シームレスなアクセス
「より安く」→コスト削減
・スマホサービス上での戦いへの移行
信頼、ブランド重視→本当に役立つもの
・他業種の金融事業進出→本業の顧客をつなぎとめるための付帯サービス
(金融の手段化)
・P2Pの発展
「一対一の物々交換」時代への原点回帰
ユーザと向き合うことの重要性↑
- 作者: 加藤洋輝,桜井駿
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/05/13
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