読書メモ『未来を切り拓くための5ステップ』
社会人最初の3年間が終わり、
満員電車での通勤や、
人間関係、会社ならではの慣例が、
当たり前に感じるようになったこの頃。
将来へ漠然とした
不安を持つことも多くなりました。
この3年間、着実に仕事の充実度は増し、
今の仕事には満足しているけれど、
次の3年、5年、10年を考えたときに
今の仕事と違いがないんじゃないか。
慣れはあっても上積みはあるのか。
それじゃあ何をしたいのか、
そもそも俺は何を目指しているんだよ。。
そんな心のつっこみが入り、
自分のアイデンティティ探しに耽るのです。
「起業」
最近じゃあ、意識高い系友人の「いいね」に
引っ張られて、赤の他人の若手起業家の
充実アピール投稿が嫌でも目に入ってくるわけで。選択肢にない訳でもないだろう。
そんな思いもあり、本書購入。
起業はビジネスの源泉なわけで、
仕事をする上でも重要な要素が多い。
考えるべきことはシンプル。
なぜ自分のビジネスに顧客がお金を払うか、
を徹底的に考えること。
結局はリスクをとるかどうかなんですよね。
この本を読んだ以上、自分の知識だ経験だ、
そんなことで、やらないことの理由には
できなくなりました。そういう意味で読んでいながら自分の覚悟を問い詰められる一冊。
- 作者: 加藤崇
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/04/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
〈メモ〉
*「起業とは、高い高い崖から飛び降りて、地面に着地するまでに、宙に浮いた状態で、自力で飛行機を作って、それに飛び乗る感覚に似ている」
*何をやるかよりも、誰とやるか
*ビジネスのアイデアは「現状に不満がある」か「もっと⚪︎⚪︎になりたい」を解決すること。(この2つだけ)
*一桁違いを目指す(10倍、1/10)
*実際に買ってくれた人の話だけを聞く
*ものを売るのではなく、自分の製品が世の中に広まることによって世の中が良い方向に変化するかという夢を売る。
*お客様は自分がその触媒になっていると思ったとき、色々な人に伝えようという気持ちになる。
*起業家精神とはリスクをとること
*失敗していないのは、リスクをとっていないから
*1度目の起業は本書だけで出来る。